VIET NAM ベトナム だより(9)  2006年2月
      

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2006年2月28日(Thu)
 KさんとK2さんが入っているテニスサークルで、仮装して送別テニスをするとお聞きしたので、ちょっとお邪魔しました。(初めての趣向だそうです)
 シャラポア、3人でマイノリティーのキャンディーズ、殿様、赤頭巾ちゃん、着ぐるみ・・本当にみなさん楽しそうでした。 今日も楽しいけど、どのように変装するかを考えるのが、もっと楽しかったとのことでした。
 お昼からベトナム研究会に初めて参加しました。
 ベトナム研究会は、ハノイ歴史研究会の講師として いつも楽しいお話をしてくださる大西先生が主催する会で、毎月1回VJCC(ベトナム日本人材協力センター)で行われ、毎回色々なかたがベトナムに関する色々なテーマで発表、質疑意見交換を行いベトナムについての理解を深める、という会です。
 参加者は、大西先生のような専門家のかたから、こちらの大学院や大学に留学されているかた、こちらで日本語の先生をしているかたなど様々です。
 今日は大西先生の発表で、テーマは「18世紀ベトナム仏教儀礼文書集に見える仏僧の道士としての役割」でした。 内容がかなり専門的な論文の発表で、私には初めて聞く専門用語も多く、時々、どこかの外国語を聞いているように思えました。
 なんとなく分かったことは、『ベトナムでは儒教・仏教・道教が思想上優劣なく並存してきた。一見無秩序な諸教混合主義に見えるが、仏僧が儀礼執行者の資格を厳密に区別し「三教同源思想」に従った伝統的なものである。』と言うことでした。
 夕方、英語のレッスン中に携帯が鳴ってしまいました。そしたら、S先生、にやっと笑い、その曲に合わせて歌いだし、歌詞をノートに書き始めたのです。
 私は、乗りの良い曲だと思って着メロにしていたのですが、先生の書かれた英語の歌詞を見て、ビックリ!!!  なんと、「Boom Boom Boom Boom 」と言うタイトルで、歌詞は、自分のベッドルームで一緒に夜を過ごそうと誘う歌だったのです。 あわてて、着メロを変えました。
2006年2月27日(Mon)
 いつものKさんとランチ。今日は Hao Sua ホアスア ( トレーニング レストラン )
 フランスのNGOが母体となって、料理の技術を学ばせる学校が、レストランを開いています。
 安くて美味しい。また、学生が元気で可愛い。
 コーヒー豆の専門店 トンキンコーヒー
 ちょうど昼休み時間で、若い人が店の中に入りきれず、歩道でプラスチックの風呂椅子に座り、足の長いプラスチックの椅子をテーブル代わりに、カプチーノや、ベトナムコーヒーを飲んでいました。 さしずめオープンカフェ。 
 日本では考えられませんが、カフェに果物やポテトチップ持ち込んでもOKらしいのです。皆、楽しそうにお友達とおしゃべりしながら、持ち込んだお菓子を食べながらお昼休みを楽しんでいました。
2006年2月26日(Sun)
 1ヶ月間お仕事で日本から来られているJさんを、ハノイ市内半日、ご案内しました。
やはり、ホーチミン廟 → ホーチミン家 → 一柱寺  → ホーチミン博物館 → 文廟 と周りました。 
 左の写真はホーチミンの家の敷地内にある池ですが、鯉が好きなのか沢山のベトナム人が、ずーと鯉を見ていました。

 左の写真は文廟に祀られている孔子様。
右は、香炉の両脇に亀の上に鶴が立った銅製の置物があります。これは長寿を願うものだそうで、よくお寺で見かけます。
 私にとっては何回目かの文廟でしたが、新しい発見がありました。というのは、その後ろにあと、建物が二つあったのです。
 その一つは、民族音楽の演奏がありました。
 ●左手前は、クロンプト K'Lonput という楽器で、竹の筒が並んでいて、その前で、手を叩くことにより空気を竹の中に送り、音を出します。ぼやーとしたハスキーな暖かい音です。 15分ほどの演奏の最後は、アリランでしたので、ひょっとしたら韓国人と間違えられたかもしれません。集まった聴衆の人数により、料金は違うそうです。3人で、100,000VNDでした。
 もう1つ後ろの建物は、2F建ての展示館で、1Fには、古い漢字で書かれた書物など、2Fは、左の写真の方が、祀られていました。
 右は大太鼓です。
 また、別の日本人の方がハノイに来られ、民族楽器を聞けるところがご希望だったので、夕食は、ナムフーンでベトナム民族音楽を聴きながらベトナム料理を頂きました。お昼の文廟とは一味違った音色でした。
 ●左の楽器がベトナムで独自の発達をした
   Dan Bau ダンバウ 一弦琴
 弦を弾くと同時に台箱の上に差し込まれた棒をしならせて、糸の張りを調節して曲を奏でます。
 本は瓢箪を音の増幅器として使っていたらしいのですが、現在はアンプが使われエレキ音がしました。
2006年2月25日(Sat)
 ハノイには沢山の足マッサージ店があります。
 ひどい肩こりの主人は「ボディー」と言って、ボディーマッサージをしました。
どういうわけか、男のお客さんには女の人が、女のお客さんには男の人が、マッサージするようになっているようです。 
 それに値段がいい加減で、この店への来店は、3回目なのですが、1回目は、8ドル(950円)か80,000VND(560円)を選ぶのでした。勿論、80,000VNDを選びました。  2回目は、100,000VND (700円)と言われ、今日は、80,000VND でした。 チップが20,000VND(140円)ほど必要です。どちらにしても、1時間この値段なので、日本よりかなり安いのですが・・
 それと、コリアン(韓国人)か、チュンコック(中国人)か、ニャットバン(日本人)かを聞かれました。 ベトナム人からは、見分けが付きにくいようです。
「ニャットバン Mhat Ban」の「ニャットnhat」 は、「日」です。
2006年2月24日(Fri)
 この頃、ハノイは曇りの日が多く、霧雨がよく降ります。これはベトナム語でムアフン Mua Phun と言うそうです。 この霧雨が降ると、実際の気温より、体感温度は低く感じます。曇りの日でも湿度は高く、洗濯物は外に出しても乾きません。今日は霧雨なので部屋干しています。(最後は、衣類乾燥機でカラット仕上げます。) 道路は、いつにも増して汚くなり、泥を跳ねるので車はドロドロです。 ハノイは、ベトナムの北部に位置していて、一応、四季があり、日本の晩秋ぐらいの気温ですが、ベトナム人にとっては、今は冬です。
2006年2月23日(Thu)
 HIWC (Hanoi International Women's Club) ハノイ インターナショナル ウーメンズ クラブのランチョンに参加しました。
 その名の通り、インターナショナルなので、いろいろな国の方がいらっしゃいます。当然なのですが共通語は、英語なのです。私は、しゃべれなくて日本人の方と一緒のテーブルにつきました。(一緒に行った日本人の方は、かなりしゃべられます) 話しかけられても本当に聞き取れなくて・・・・人のせいにしてはいけないけれど、日本の学校での英語教育は、間違っていたのでは・・・・
もっと話が出来れば、もっと世界が広がるのですが・・・
 英語のCDも聞くのですが、覚えるより、忘れるほうが早いのです。(情けない話です)
2006年2月22日(Wed)
 中庭に咲いていたピンクの花 Hoa Gao ホア ガン 2月から3月にかけてハノイの春に咲きます。 おしべが米の形に似ていることから、ベトナムでは「米の花」と呼ばれています。樹高が高く、上のほうにだけ花をつけ、1週間ぐらいすると、椿の花のように花の形のまま落ちてきます。
 5月には茶色の実をつけ、はじけると中から丸い綿毛が飛び出し風に吹かれて舞うそうです。
 花の名前には、花を意味するHoa という語が付くことが多いようです。
 たとえば、蓮:Hoa sen・薔薇:Hoa hong・桜:Hoa anh dao ・百合:Hoa hue です。 

池が一杯のレイクコース
2006年2月21日(Tue)
 今回でゴルフコースに出るのは3回目です。いつものFさんと 最近ハノイに来られたK2さん(Kさんとイニシャルが同じなので)と3人で、初めて、レイクコースを回りました。(今まで2回は、マウンテンコース)
 レイクコースは、その名の通り池が沢山あります。そして池が見え、そちらに飛ばないようにと思うと。どういうわけか、吸い込まれるように池に落ちたり、または、あらぬ方向に飛んでいったりします。
 グリーンの凄く大きいホールがありました。私のボールは、ピンのところまで、3段になっている段の一番下にありました。でも、どんなに距離があってもグリーンは、パターを使わなければいけないと言うことをはじめて知りました。
 K2さんは、ゴルフ歴が長くお上手で、バーディもあり、お見事! 
2006年2月20日(Mon)
 街中にある駐輪場。殆どバイクが止まっています。
 XE が車輪を表し、XE MAYはオートバイ、XE DAPは自転車です。
(ベトナムの声調記号は、抜いて書いています)
2006年2月19日(Sun)
 ハノイ最古の仏教寺院鎮国寺 Chua Tran Quoc チュアチャンクオック です。
外には、沢山の供物、(蒸したサツマイモ、果物、お菓子、お粥 、偽のお札など)並べています。
 今日は、何かのセレモニーらしく、女の人でいっぱいでした。
 本堂には沢山の方が、祭られています。阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒菩薩、沢山の釈迦の弟子、右手前は土地神様、右奥にベトナムの英雄チャン・フン・ダオ、左手前は関聖帝君(関羽将軍)などです。

本堂中から読経が聞こえ、本堂に入りきれず外のレンガ敷きに紙を敷き座って拝んでいる女の人々。

一人だけ、頭の上に線香と蝋燭とみかんを乗せて拝んでいた少女。火のついた線香を本殿の方角に向けていました。

熱心に祈りをささげる人。お経の本はベトナム語でした。お経もベトナム語のようでした。

本殿の中は、紙で作った神様が被る帽子が沢山並んでいました。

この仏塔は、歴代住職の墓塔です。


ホータイ(西湖)の東側にあり、湖岸側から眺めると静かな湖面と仏塔と木々が何ともいえない風情があります。

ホータイ(西湖)横にチックバック湖があり、その中の小島にあるカレー屋さん Foodshop45。
味も、室内のインテリアのお洒落でした。

パパダム。カレーの前に出てきたポテトチップを大きたようなもの。マンゴーピクルス、タマリンド、ミントを付けて食べます。
マンゴーラッシー(ジュース)もナカナカ美味しかったですよ。
 おいしいはずでした。
後でお聞きすると、自家製ヨーグルトを入れて作っているそうです。
 タンドリーチキンが美味しいお店だそうです。次回は是非、食べてみたいと思います。
路上でバインミーを売る人。半分に切ったフランスパンに砂糖水をかけて、炭火であぶって出来上がり。2500VND(20円)。値段を聞くと3倍の値段を言われた!!

 テトに「桃の木」を飾るのは、神秘的な力や魔力があるからだそうです。
 日本の「桃太郎」のお話も魔力があったために鬼に勝ったそうです。ですから「林檎太郎」や、「梨太郎」では、鬼に勝てなかった・・・・とか。ベトナムも日本も同じ中国文化圏なのですね。
 いろいろ、お話をお聞きしたのに、自分の頭に残ったところだけ、書いてしまいました。
2006年2月17日(Fri)
 ハノイ歴史研究会、今日は「ベトナム旧正月テト」についてのお話でした。テトの行事を詳しく知ることが出来ました。
○旧暦12月23日の竈(かまど)神送り が、テト気分の始まり (1月22日に載せてます) 神様が鯉に乗り、家庭内であった1年の善悪を天に昇り、玉皇上帝に報告にいきます。
 1人の女神 Thi Nhi と二人の男神 Phan Lang(女神の後夫)、Trong Cao(女神の前夫)の伝説もお聞くことが出来ました。 ベトナム人に、2ハズバンド、1ワイフと聞いていて不思議に思っていたのですが、クリアになりました。
伝説:Thi NhiはTrong Caoと結婚しますが、とんでもなく貧しく離婚します。その後、Thi Nhiは、裕福なPhan Langと結婚します。ある日、Phan Langが畑仕事に出た後、庭に出るとボロボロの前夫Trong Caoが現れます。抱き合って泣いているところへ、夫が帰ってきます。慌てて、Trong Caoを堆肥にするためにおいていた藁の中に隠します。何も知らない夫Phan Langは燃やして灰にしてしまいます。前夫は飛び出さず亡くなってしまいます。そして、飛び出さないことを決心したに違いないと思ったThi Nhiは、自分もその火の中に飛び込み死んでしまいます。最愛の妻を亡くした夫は、自分も飛び込んで死んでしまいます。その様子を神様が見ていて美しい心に免じて火を司る神になるようにしたそうです。
○テトの食べ物 バインチュア
○大晦日の行事 年神=Hanh Khien ハインキエン 
○正月のタブーと俗言
○旧暦1月15日 上元節:星祭り
大西先生がフエで買い求められた、レンガでつくった竈の神様。 1年経つと、日本のお守りのように、ガジュマルの木の根元などに納めるそうです。
2006年2月16日(Thu)
 イタリア トリノで冬のオリンピックが開催されていますが、海外にいる私達には、なかなかちゃんとテレビ放送で映像を見ることができません。
 NHKワールドは、海外向きに放送されているので、ニュースなどは見られるのですが、ニュースの中のスポーツになると、1枚の写真になったり、ひどい時には、「ご覧いただけません」の字幕だけで、ラジオ状態になります。
 トリノの特集番組も、「IOCの許可の範囲内で・・・・」とのコメントで、競技中の写真1枚のまま、音だけです。「○時○分には、動く映像でご覧いただきます」と出ます。 <「テレビの映像は、動くンちゃうの」と突っ込みを入れながら・・・>  表示の時間は日本時間ですからベトナムでは、マイナス2時間してテレビを見ますが、なかなか動く映像を見れません。私の中ではちっとも盛り上がらない冬のオリンピックです。
2006年2月15日(Wen)
 独立行政法人労働者健康福祉機構が行っている、海外巡回健康相談が、日本大使館でありました。
 開催の案内は、ハノイ日本婦人会からの手紙で頂きました。毎日、健康でいるのですが、日本大使館は、何か用事なければ入れてもらえないので、巡回健康相談に申し込みをしました。(動機が不純?) 
 お昼から、KさんとKさんの運転手さんの案内で、歴史博物館 (National Museum of Vietnammese History ) Bao Tang Lich Su に行きました。
Lich Su 「リックスウ」は「歴史」からきたようで発音がよく似ています。
 外観がうつくしい八角形のエントランスホールがあります。
 中の展示も充実していて、先史時代から近代までベトナムの歴史が紹介されており、1Fは、旧石器時代から、李朝・陳(チャン)朝時代(11世紀から14世紀)、2Fは、黎(レ)朝(15〜18世紀)〜阮(グエン)朝時代、南北分断から統一まで、チャンパの彫像も展示されていました。

銅鼓 高さ50cmぐらい
ドンソン遺跡(紀元前5世紀)から出土した銅鼓(ブロンズドラム)が、いくつもありました。
銅製の片面太鼓で、重要な儀式の時、木で上面を叩いたそうです。中央の太陽の模様が印象的です。

銅鼓の上面
コーロア城跡図(BC300)
 東南アジアで現存する最大最古の城跡で、ハノイ郊外にあります。北からの中国の侵略に備え3重に城壁がありました。
 Kさんの運転手さんが、伝説があると言って話をしてくれました。ちょと長いのですが、・・・折角ですので書いてみます。
 紀元前3世紀、オウラック国の都があり、アンズォン王がおりました。王は、キムクイ(金亀)の爪でできた魔法の弓を持っていて、それはどんな敵も倒すことができたそうです。
 チョウダ国が、オウラック国の侵略を企てて、王子をオウラック国の王女と結婚させます。チョウダ国の王子は、魔法の弓をすり替え、帰国してしまいます。  チョウダ国が挙兵しオウラック国に攻めてきます。魔法の弓はすり替えられ偽物のためオウラック国は負けてしまいます。 オウラック国の王は、王女を連れて馬に乗り逃げますが、以前、王女は、夫が言ったように、夫の言葉を信じ、布団からガチョウの羽を抜いて目印に落としながら逃走したため、居場所がすぐに分かって捕らえられ殺されてしまいます。 妻の遺骸をみて、チョウダ国の王子も、コーロア城で井戸に飛び込み自殺します。

縦型の棺墓
ベトナム中部のサーフィン文化の器物。

BC200−AD300
家形副葬品

柱の台座
仏教勢力の後押しを得て即位したリー・コン・ファンは、仏教を保護したそうです。
白藤江(バックダンザン)戦勝図
 元の侵略に将軍チャン・フン・ダオがバックダンザンで勝利した図です。
川底に杭(リム製)をうち、潮の干満を利用して元軍を動けなくして、撃退した話を絵にしています。

リム(鉄木)

千手千眼観音像
朱と金の漆の木像で、42本の手の後ろの光背に1000本の小さい手があり、その掌に、1つづつ眼が彫られていました。

馨(けい)
楽器でしたが、仏教に取り入れられ、読経のとき使われる。寺の縁起が書かれているそうです。

明から独立を勝ち取ったレーロイの功績をたたえた碑です。複製でした。ホアンキエム湖の還剣伝説は有名です。
ベトナム中部のチャム族のチャンパ

ガルーダ頭部
ヴィシュヌ神の騎乗鳥。
ライオンの頭と足、鳥の翼とくちばし、人間の腕と体を持つと言われています。

シヴァ神。
宇宙を意味するタンダヴァの踊りのポーズだそうです。中部ダナンのチャム博物館で見たのと同じです。

今回の特別展は、正月にちなんで「十二支」でした。今年は戌です。


2006年2月14日(Tue)
 バレンタインデーです。ベトナムでは、男の人が女の人に花を1本あげるのが、一般的だそうです。花屋さん、大賑わい。
皆、気持ちが伝わると良いですね。
 私は、日本式にいくつかチョコレートを買って、「感謝チョコ」として渡しました。
需要と供給の関係なのでしょうか、お花は日本に比べてかなり安く、チョコレートは、日本より高い目でした。
 現在、ハノイ日本人学校は、小中生合わせて、110人ほど在籍されています。
 日本人学校では、1週間に2日はお弁当で、3日はレストランからのデリバリーだそうです。
その時は、当番のお母さんがその集計を前日にとって、レストランに注文することになっています。明日のランチの注文に行かれるのに、お邪魔して、ついでに皆でランチも頂きました。
 水曜日はイタリアンで、生徒に特に人気があるそうです。当日は、それぞれの注文した物の集金も、ランチ当番のお母さんがお世話されるそうです。
2006年2月13日(Mon)
 メトロというショッピングセンターに連れていってもらいました。
 鶏や、子豚の丸焼きが、グリルの中で回っていて、おいしそうなので1羽鶏を買って帰りました。
 いざ、食べようと思った時、鶏と目が合ってしまい、「ゴメン」と言いながら頂きました。素朴な味付けで、皮も香ばしく焼けていて、中々おいしかったですよ。

仮設のメリーゴーランド
2006年2月12日(Sun)
 ハノイから車で1時間のバクニン省 Dinh Bang村の5年に1回のお祭りに、お誘いいただきました。 会社の若いMさんのホームタウンだそうで、ベトナム人若い方10名と日本人4名(Gさん、Jさん、私達夫婦)で伺いました。
 ベトナム人のお宅にお邪魔するのは、初めてです。
 ベトナム人のMさんのお父さん、お母さん、お兄さん、妹さん、お兄さんの奥さん、皆で歓待してくださいました。 
 10日に行った、バクニン省 Lim村より、お祭りの規模は、小さめでしたが、村人総出で、お祭りを楽しんでいる感じが伝わりました。
 皆、素朴で、村のお祭りを大事にしているのがわかります。

闘鶏
皆、くいいるように鶏を見ています。 
闘鶏用の鶏は、赤い頭と深い緑色の羽でした。
鶏はけなげに、傷つきながらも挑んでいきます。

Dap Nieu 
上から紐で吊ってある素焼きのお碗を目隠しをして割ります。白いラインを踏むと失格だそうです。
皆、応援なのかヤジなのか分かりませんが、凄い声援です。

Dap Nieu を私もさせてもらいました。ゲームのチケットです。皆で声をかけてくれるのです。ベトナム語で分かりませんでしたが、なんだか一体感がありました。

メインイベントは、民族衣装を着て、池のボートから歌を歌います。
岸には、大勢の見物客がいます。私もそのうちの一人です。

Co Tuong ベトナムチェスです。 駒には、「将」「士」「辰」「車」とか漢字が書かれいて、日本の将棋に似ているかもしれませんね。

バレーボールの試合もありましたが、レンガ敷きなので、回転レシーブは無理かも・・・

トーへー」と言われるカラフルな練り米粉で作ったキャラクターや花を売っています。ピカチューやセラームーンに人気があり、作るおじさんを取り囲んで見ている子供達です。

アイスクリーム売り。
シャーペットでした。食べたかったけど、ちょっとお腹が心配でパスしました。


こんなところに、プリクラでした。日本と同じように、いろいろなフレームの模様を選べるようになっていました。


慶肇寺園というお寺です。沢山の方がお参りされていました。


盆栽の展示会場
Mさんのおじさんが、盆栽の大会役員で、盆栽の説明をしてくださいました。

エンジンが表から見えるようの旧式のトラックが、現役で頑張っていました。(会場の外で)

鶏とエビの入った鍋をご馳走になりました。
 庭に豚や鶏を飼っていて、近くの畑には、スターフルーツや、小さい直径3cmほどの青りんごや、ヤシの木(ホテルなどに鑑賞用として売るそうです)もありました。
大変、お世話になりました。
2006年2月11日(Sat)
 今朝、アパートとツーレイ湖の間の道を、にぎやかに鳴り物入りで、お祭りの長い行列が通りました。ベランダからの写真です。
 ハウスキーパーさんの話では Den voi phue 「剣を持った王様が象に乗ってツーレイ湖に行く」 ツーレイ湖の祭りだと言いました。
本日の夕食は、ちょっとリッチにナムフーンというベトナム料理店へ。これは、「Cua lot chien ソフトシェルクラブのから揚げ」です。脱皮したての蟹を揚げたもので、日本では凄く高いのですが、ベトナムでは安く食べられます。
2006年2月10日(Fri)
 バクニン省のリム村の祭りは、旧暦の1月12日〜14日だそうです。
今日は旧暦 1月13日です。Nさん宅の運転手さんの案内で、Kさんと私も一緒に行かせて頂きました。
 リム村はハノイから車で1時間20分。リム村のあちこちでお祭りがあるようでしたが、一番大きな会場では、相撲やゲーム、舞台で歌、西瓜割りのように目隠しをして、上からぶら下げたカワラケを棒で叩き割るゲーム、竹で作ったブランコなど、大勢の人で大変な賑わいでした。

ベトナム相撲
日本の相撲と良く似ていましたが、レスラーは、かなり細い。


歌を歌う人「恋愛の歌を歌った歌垣」
女の人が被っている黒い帽子は、Khan mo qua と言い、ヤタガラスを模ったものだそうです。

To Tom トートム
4つのチーム(ブルーのテント)でする中国から伝わったカードゲーム。

会場入り口付近にあった、この村を築いたご先祖様をお祭りする登り旗。
旗に書かれているのは、中国の漢字です。

一番奥にお寺がありました。
沢山の人が、30cmほどの太いお線香を持ってお参りしています。

トートム 今は老人しかしないそうです。
5cm×10cm程のカードに書かれている文字と絵は独特でした。

Trou Canh Phuong
鳳凰
本当は、関係者しかもらえないそうなのですが、運転手さんのが、「日本から来たから・・・」と言って下さり頂きました。
 花ビラと実と葉っぱで、鳳凰を模ったもので、お祝いの席に出される物だそうです。因みに食べることができるそうです。

Banh Phu The
「夫妻」という結婚式で使われるケーキだそうです。味は複雑。寒天のような中に緑豆餡かなあ?
Hoi Lim Den Hen Lai Len
「リム村のお祭りに、またお越しください。」という赤い横断幕がありました。
2006年2月9日(Thu)
 ベトナムのお寺で買ったカレンダーです。
 ドンホー版画と太陽暦太陰暦が両方書いてあります。
そして、今年は 太陰暦では、7月が2回あります。
 よく分かりませんが、月の満ち欠けを一ヶ月とする太陰暦では、月を見ただけで日がわかるという長所がある一方、一年の誤差が大きく、ほぼ四年程度に閏月(うるうづき)をもうけなければならないそうです。
 ベトナムの若い人の中の感覚では、テト(正月)は太陰暦ですが、それ以外は太陽暦になっている人が多いそうです。

Ruou Ong Dat 蜂蜜の焼酎(お茶ではありません)

Lau Ga 鶏鍋
 知り合いのベトナム人の方と鶏鍋を食べました。
 何と、頭(顔あり)も、足(爪なし)も、丸々一匹でした。
 レモンの葉を細くしたのと一緒に食べるといい香りがしました。
2006年2月8日(Wed)
 お友達のお子さんが、トンニャット公園にある、UFOキャッチャーでゲットした「ぬいぐるみ」だそうです。 この国にUFOキャッチャーがあるのですね。
ちょっとおもしろい人形だったので、写真を撮られてもらいました。
 後日、私のHPを見て、知り合いのKさん(男性)から、メールいただきました。
 「UFOキャッチャ−は、多分「セガ」 の中古品だと思います。HCMで見た ゲーセンでは、殆どが日本のメーカーの お古でした。」 
 12月末に日本からハノイに来られたHさんのHPです。
 http://www.geocities.jp/babyhoods/index.html
 
 「日記」のところにハノイのことを、掲載されています。
 そのほか、子育て奮闘記も楽しいですよ。

 今日、我が家に1歳7ヶ月のかわいいお嬢ちゃんを連れて、遊びに来てくれました。

KINGS' ISLAND GOLF CLUB 
2006年2月7日(Tue)
 ハノイから車で1時間、その後、ボートに乗り、KINGS' ISLAND GOLF CLUB へ、Fさんに連れて行ってもらいました。 ゴルフコースに出るのは2回目ですが、前回は9ホールしか回らなかったので、今回、初めて18ホールでした。
 T-upのときだけ、スカッと当たる時もあるのですが、後は、ボロボロでしたが、最後にキャディーさんからもらったスコアー表は、かなりのおまけがありました。嘘でも、初めてのスコアーなので記念にとっておきます。
2006年2月6日(Mon) 
 日本に、EMS(国際宅配便)を送りました。3日で日本に着くそうです。
カンボジアに行ったときの写真と、淡水真珠のネックレス(10ドル)でしたが、EMSの送り状にも、中味を書き、別の紙にもう一度リストを書き、その上で全部目の前でもう一度、開けて中味を確認し、やっとOKでました。
 住まい横のビルには、数カ国の大使館や、日本のJICAや韓国の銀行などが入っていて扱いなれているため、これでも対応は、丁寧で早いほうです。
 Bobby Chinn ボビーチンという多国籍料理店へ、またまたKさんと昼食。ちょっと高い目、おまけにホテルのように税サ15%付きます。店内の雰囲気も味も、西洋風。
 ベトナムに来て、初めてこのお店で障害者用のトイレを見かけました。便座も、西洋人用に、かなり高かったですよ。
 日本人の女性が良く行くヘアーサロン(Y-NOT)と言うお店でカットしました。かなり外国人客を意識したお店でした。
 最近、白髪が少し増えてきて、それを見たスタイリストの男性が「ナイス ハイライト」と言ったのです。少しからかわれたかな? 軽く5分ほどの首のマッサージは中々気持ちよかったですよ。
 ここは、シャンプーした後、すぐにドライヤーで乾かし、その後、カットでした。

スケルトンの名刺
2006年2月5日(Sun)
 楽譜のコピーをとりました。雨がしとしと降っていたので、ホテル内の通路をわたりビジネスセンターで、A3コピーを10枚。2枚で1ドルでした。
と言うことは、1枚7500VND。(70円) 
 あまりに高かったので、外のローカルへ行くと、なんと1枚500VND(4円)
この12倍の格差! コピー屋さんの看板は「PHOTOCOPY」です。
 ハノイでも有名な百貨店 チャンティエンプラザの4階で、黒いスラックスを買いました。
 私の場合は、サイズが心配なので、試着をしたいというと、「OK」と言うのですが、指差した場所は、カーテンレールはあるけれどカーテンがない・・・・これが試着室? 「どこ」と聞くと、困った顔をして、服の吊っているハンガーを寄せ集め、その空間を指差しました。 そこは、既にオバサンの私は、仕方なく、そこですばやく試着しましたが・・・?
 町の中にあるインターネット店。10台ぐらい古いパソコンが置いてる、これくらいの規模のお店があちこちにあります。 中のお客さんは、殆ど、子供か20代の若い人です。
 「ADSL高速インターネット」 と書いてあります。
 うちの場合は、決して「高速」ではありません。時々繋がらないこともあるし・・・・
2006年2月4日(Sat)
 町で見かけた鶏肉料理、Ga Tan
 左はお鍋に一人分ずつコーラの空き缶を利用して、蒸しているところ。 右はそれをお皿に盛り付け持ってきてくれたところです。 鶏肉料理は、解禁になったようです。
2006年2月3日(Fri)
 久しぶりにkさんと大教会近くのイタリアレストランで昼食。
スパゲティー、ピザ、サラダ、レモンジュースを注文し、お金を払うとき、
 「100人目です、おめでとう! お勘定は半額です!
こんなことって初めてです。
2006年2月2日(Thu)
 主人と二人、ぶらぶらと行き先を決めず、ローカルを歩きました。
これは、池の湖岸のブロックに植えているサラダ菜です。少しのスペースでも、無駄にしないで野菜を植えていました。
 最近どんどんが建ち代わります。
右の平屋で、レンガ屋根、壁もレンガが、従来のベトナム民家です。
そして、建て代わると、3階から4階建ての立派な家が建ちます。

門に「禅天啓聖」と書かれた昭禅寺という禅寺でした。

中には沢山の仏様が安置されていました

まるで、立体曼荼羅のようです。

ゴミ収集の人。
 ハノイには、このように緑のカーとを押しながらお掃除をする人が沢山います。
 皆、平気でゴミを道路に捨てるのに、さほど汚くないのは、この方々のお陰です。
 テトのとき飾られていた桃の木もゴミに出されていました。

交通規制標識です。

誕基寺という禅の尼寺でした。
子授けのお寺でしょうか

沢山の羅漢さんです。
本堂では、沢山の女性が祈っていました。

仏様の下に「NAM MO A DI DA PHAT」と書かれています。「南無阿弥陀仏」のベトナム語。元々サンスクリット語をその国の音で当てたのでしょうね。
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