葛は多年草・マメ科のツル性植物で繁殖力が旺盛です。
葛の根は、葛粉の原料になる良質の澱粉をたくさん含んでいます。
吉野葛は、昔ながらの自然製法で作られた無添加の自然食品で、
滋養が高く、風邪をひいたときなどに葛湯を食すると、発汗作用を
促進し、胃にもやさしいので消化の負担が少なくてすみます。
「寒晒し(かんざらし)」と言い、冬に上質の葛ができます。
葛
本葛は100%葛のみで作られています。
葛と表示されているものは、甘藷澱粉がブレンドされています。
(お料理には、葛でも十分遜色なく使用できます。)
葛菓子(くずがし)
葛粉に砂糖を混ぜて練り、木型に入れて桜の花びらや、葉の形にし、障子のようなところに並べて、助炭(じょたん)の炭火でゆっくり乾燥させたお干菓子です。色とりどりで可愛いお菓子なので、お茶席で良く用いられます。
お口の中でとろけるようにほんのり甘いので、渋めのお茶が良く合います。
熱湯をかけてお召しあがり下さい。
葛湯は桜の花が中からでてきます。
葛汁粉は甘さ控えめで、香ばしい白玉あられと
焼道明寺(おかき)が入っています。
桜花漬
さくらはなづけ
湯呑茶碗に2〜3輪入れて熱湯を注ぎますと
花が開き、風雅な香りがしてお茶の替わりに
愛されています。
着色料も着香料も使っていない自然食品です。
その他、吸い物やお誕生日の桜ご飯にもご利用
下さい。
本葛
助炭(じょたん)で乾燥 |
葛汁粉(くずしるこ)
葛湯(くずゆ)
夏は冷たく冷やして黒蜜、きな粉などをかけてお召し上がり下さい。 | (平)太いので2〜3時間位水にひたし、熱湯で5〜6分煮て、火を止め、蓋をして20分蒸らして下さい。 | 冬は鍋物(水たき、寄せ鍋、すき焼き)などにいれます。透明でコシがあり煮くずれません。5分ほど熱湯で煮てからお使い下さい。 |